【13日目】ロンシャンの礼拝堂(Colline Notre-Dame du Haut)へ
ロンシャンの礼拝堂へ。
Mulhouse からRonchampへの道中はこちら
【12日目】ヴェネツィアからフランス・ロンシャンへ大移動。ロンシャン礼拝堂へ。 - TRIP LOG
イタリアからの大移動だったので、ロンシャンで一泊し、次の日にロンシャンの礼拝堂へ行くことにしました。
日本でロンシャンの礼拝堂(Googleマップだと「Notre-Dame du haut」で検索可能)のホームページを見ていた時に、
ホーリーウィークと被っていたので、一応見学可能か直接メールで問い合わせたところ、「見学できますよ」との返事が2〜3日で来ました。
ロンシャンの礼拝堂公式HP
Colline Notre-Dame du Haut, Ronchamp - site officiel
ロンシャンの礼拝堂は、1950-1955年にル・コルビュジエ(Le Corbusier)によって作られた礼拝堂で、コルビュジエ後期の名作と言われています。
歩いてロンシャンの礼拝堂へ
昨日はロンシャンに一泊したので、チェックアウト後にロンシャンの礼拝堂へ向かいます。
好意的なホテルで、チェックアウト後に荷物を預かってもらえたので、荷物を置いて礼拝堂へ向かいます。
今思えば、約20キロの荷物を持って何十分も坂道を歩いて行かなくて済んだのでものすごく助かりました。
ツーリストインフォメーション
昨日、駅から歩いている時にも見つけたのですが、駅からすぐのところにツーリストインフォメーションが有ります。
でも、土曜日だったのでおやすみでした。
駅の方に歩いていくと、ロンシャン礼拝堂の看板が。
坂道を歩いて行きます。
まだ行きます。
まだまだ行きます。
ロンシャンの街が見えました。
およそツーリストインフォメーションから20分ほどでしょうか。
エントランスに到着。
フレンドリーな受付のお兄さんがチケットをくれました。
ここまで一本道なので、迷いようがありません。
ただ、結構な坂道なので、徒歩だと大変でした。
他の来訪者はレンタカーなどで来ている感じでした。駐車場もありました。
そしてロンシャン礼拝堂到着です。
大人8ユーロでした。
ハイキング的な帰宅路
Googleマップでみたところ、山中に獣道らしきものが見えたので、ここから帰ってみることに。
よく日本でもみるハイキングコースのような山道でした。
礼拝堂への看板がありました。
どうも、駅のところらへんに出る抜け道?のようでした。
直線距離は短いですが、山道で急でした。
帰りに駅前のケバブ屋さんに入りました。
ホーリーウィークで?そもそもロンシャンに飲食店が少なくて?か分かりませんが、開いている貴重なお店でした。
ローマからここまで、至る所にケバブ屋は有りましたが、はじめて入りました。ボリューミーで美味しかったです。日本のファストフードくらいの値段だと思います。
ロンシャンが都会ではないので、英語はあまり通じなかったですが、親切な店主の方でした。
トイレもあり、駅前でトイレに困ったら、飲み物を買いつつトイレを利用させてもらうといいかなと思いました。
さて、次はパリに向かいます。
【12日目】ヴェネツィアからフランス・ロンシャンへ大移動。ロンシャン礼拝堂へ。
この旅初!ヨーロッパ国境越え
12日のイタリア滞在を終え、今日からフランスに入国します。
予定としては、
Venezia S. Lucia駅(イタリア)
↓
Milano中央駅(イタリア)
↓国境越え
Basel SBB(スイス)
↓国境越え
Mulhouse city(フランス)
↓
Belfort ville(フランス)
↓
Ronchamp(フランス)
という電車旅です。
チケットは事前に、日本でインターネットで購入しました。
Venezia→Basel SBB
Acquista il biglietto con le nostre offerte - Trenitalia
Basel SBB→Ronchamp
SNCF - Trains, Services, Entreprises, Emploi | SNCF
Trenitaliaの方は、ウェブチケットで、印刷した物を一応持って行き、
SNCFのものは、 購入時に「チケットを自宅に送る」を選択したら、無料で日本の自宅に送られてきました。
ヴェネツィアからバーゼルへ
ヴェネツィアから乗車、しばらくするとスイスに入国。のどかな山々や草原の景色が続きます。牛もいました。
バーゼルに到着です。
束の間のスイス。
ここで有料トイレを使おうとして、スイスがユーロではなくスイスフランだったことを思い出しました。
少しだけユーロを駅のスタッフに言ってスイスフランに両替してもらいました。
それから、インフォメーションで、チケットにValidationがいるか聞き(いりました)、フランス行きの電車乗り場を教えてもらいました。
すると同時に、時間が変わったことも教えてくださいもらえました。
結局、この時間通りに電車は動かず、駅員さんに隣の列車行って!と言われた(っぽかった。フランス語でした。)ので、そちらに乗車。
Mulhouse到着です。少し栄えている街でした。
そしてまた電車を待ち、Belfortへ。
カーブしたソファのような座席を初めてみました。
フランスの車窓から。
そしてBelfortからRonchampへ。
駅構内の掲示板によると、Vesoul行きに乗れば着くようでした。
電車が来ました。
ヨーロッパはある程度田舎でもきれいな列車だったり、駅構内の表示が分かりやすあ電光掲示板だったりするところに驚きました。
(Ronchampは完全に無人駅でしたが。)
車内アナウンスが無かったので、Googleマップを見ながら、駅に近づいているのを確認、降りる前に駅の表示も確認。
Ronchamp到着。途中駅員さんが検札に来ましたが、行き先もValidationの印も見ずに軽快に切符を切っていきました。
静かな街です。
明日はロンシャンの礼拝堂へ行く予定です。
【11日目】ブリオン家の墓へ
※情報は2017年4月のものです。現地での情報に注意して参考程度にしてください。
ヴェネツィアの島々にお別れ、今日は宿をヴェネツィア本島に移し、カルロ・スカルパ作のブリオン家の墓へ。
事前にこちらのサイトを参考にさせて頂きました。
地図など丁寧に分かりやすくまとめてあって、とても見やすいです。
ブリオン家の墓地:カルロ・スカルパ(Brion cemetery:Carlo Scarpa)
新し目の橋を渡り、S.Lucia駅へ。
途中で無印良品を発見しました。
電車のチケット購入
さて、駅からブリオン家の墓を目指します!
今回は券売機を利用します。
英語を選択
中国語があるのが羨ましいです。
注意事項
気をつけてね!というアテンション。
ここは大丈夫でしたが、ミラノなどでは券売機の横におつりをねだる人がいたりするそうです。
到着駅選択
選択肢に無いので、入力します。
到着駅名入力
「Castelfranco Veneto」を入力、選択。
便の選択
今回は鈍行でのんびりいきます。
便を選択すると、please waitが出ます。
チケットの枚数選択
大人1枚です。
支払い方法選択
カードか現金が選べます。
チケットが出て来ます
往復を購入したので、2枚出ます。
片道の場合は1枚だと思います。
チケットゲット
往復のチケットです。
往復で9.8ユーロ
どこから出発するか確認
近くの電光掲示板を見ます。
一応、乗る電車の番号と時間をメモ
確認の為、メモをしておくと安心です。
Validationします
そこら辺にある(駅の中にたくさんあります)機械に、チケットの裏面に「こっちをValidation」みたいな矢印があるので、そちらを挿入。
日にち、駅名、時間などのスタンプと、チケットが切られます。
いざ乗車
掲示板に乗り場が表示されたので、乗り場へ。
ボタンを押して乗車
ボタンを押すと、ドアが開きます。
事前情報では電車がよく遅れる、と聞いていましたが、丁度に出発。
ヴァポレットも時間通りに到着、出発しがちなので、時代が変わりつつあるのでしょうか。
検札です
このとき機械でValidationしていないと、罰金があるそうです。
Castelfranco Veneto到着、バス停へ向かう
車内アナウンスと、表示があったので下車
Castelfranco Veneto駅
下車したら、左折します。
教会が見えたら右折、次にお城が見えるまでしばらくまっすぐ行きます。
まっすぐです。8分ほどまっすぐ行きます。
すると左手に広大な緑とオレンジのお城が見えます。そこをお城の敷地に沿って左折。
お城の敷地に沿って右折。
左手に寿司屋さんが見えます。
Polizia(警察)署が見えたら、右折。
するとバス停が見えてきます。
駅から15分程度。
バスのチケット購入、バス乗車
そこにあるBARでチケットを購入。
「S.Vito」まで。
往復で!といったら、2枚くれました。
往復で4.8ユーロ
あとから裏を見たら、リチャージがお店で出来ます、というように読み取れたので、多分旅行者だから分かりやすく2枚くれたのでしょうか。
この「MOM」というのが、どうもバスの目印です。
BARの扉にも表示がありました。
お店の人に聞いたら、3番乗り場とのことだったので、そこで待ちます。MOMです。
ちなみに、チケットを買うときに使ったメモ。
右の方には、イタリア語で往復で、と書いたつもり。
よく旅行者がくるのでしょうか。とても感じのいい店員さんでした。
バスの乗車時間。行きも帰りも、私は204番に乗りました。
バスは前から乗って、後ろから降りるスタイルのようです。
乗車中前から降りる人もいましたが。
乗車時、先程のチケットをタッチします。
タッチが完了すると、音が鳴ります。
前の席に乗ったのですが、左ハンドルなので、日本での運転席のような景色を見ながらS.vitoへ。
降り方がイマイチ把握できなかったので、Googleマップをみながら、目的地に近づいたら、運転手さんに直接
「S.vitoでおりたいです。バス停についたら教えてください」と言いました。
S.vito到着。ブリオン家の墓へ。
無事バスを降り、帰りのバスの時間をチェック。(降りたバス停の反対側にありました。)
バス停から南に進む。左手に教会が見えてきたら、教会の方へ左折。
教会の前の道を右折。南へ。
Tomba monumentale Brionの矢印を発見。
バスを降りて10分ほどでしょうか。並木道を通ると、
ブリオン家の墓に到着です。
Googleマップだと「Tomba Brion」で登録されいると思います。
無事到着しました。
フリーエントランスで、中にいたのは建築学生らしき青年と2人だけでした。
以上でブリオン家の墓への案内は終了です。
ヴェネツィア S.Lucia駅からの料金
電車往復 9.8ユーロ
バス往復 4.8ユーロ
トータル 14.6ユーロ
帰りの電車。イタリアの電車は見通しがいいです。
以上、
明日はフランスのロンシャンへ大移動です。
【10日目】ヴェネツィア、ムラーノ島、ブラーノ島、サンテラズモ島
ヴェネツィア3日目です
ヴェネツィア内のカフェで朝食です。カプチーノ(これでホットです)と、サンドイッチを頂きました。
それからしばし散歩。さかな市場を発見。
町中にいくらかこういう看板があります。大体目的地につけました。
ヴァポレットで島々周遊
それから、宿に帰り、荷物を持ってサンテラズモ島へ。
ヴァポレットの24時間チケットも購入。今日は島を巡ります。
チケットはかざすだけ。
F.te Nove駅
待合室も、海に浮いていました。
いざサンテラズモ島へ。
こちらサンテラズモ島です。
本日の宿がこの島に。
ヨーロッパに来て10日目ですが、こんなに気持ちいい緑に囲まれ深呼吸したのは初めてでした。
それから荷物を宿に預け、まずはムラーノ島を目指します。
ヴェネツィアは200弱の島々から構成されているとか。
ヴァポレットの中。
ガラスの街、ムラーノ島
そして着きました。ムラーノ島!
ガラスが有名で、工房を覗くこともできました。
ガラスのオブジェ。
どこもかしこも、ガラス製品のショップで溢れて目移りしました。
レース編みの街、ブラーノ島
それからブラーノ島へ。
ブラーノ島は、レース編みが有名だそうですが、カラフルな住居の街並みもまた有名です。
なんでも霧が濃い日でも漁から帰った漁師が、自分の家を見つけられるようにだとか。
洗濯物も心なしかカラフルです。
レース編みのお店。
漁師の網の技術からレース編みに発展したそうです。
街中のどの家もカラフルでした。
そして、再びサンテラズモ島へ。
内側は外が見えますが、
外からは広告が見えます。
ヴェネツィアに沈む夕日。
明日はブリオン家の墓へ。
【9日目】ヴェネツィア本島ウォーキング
ヴェネツィア本島上陸
到着初日は、その足でホステルへ向かい、おやすみしました。
ヴェネツィアを歩いていきます
そして朝!
朝ごはんとしてパニーノを頂きます。
ヴェネツィアでこの後もパンを食べたのですが、なんだかパンがとてもおいしい。
そして魅力的なお店がとても多い!
その後、海に沿って歩いていきます。
Ca' Pesaroへ
それから、クリムトの作品などがあるCa' Pesaroへ。
西洋絵画ももちろん素晴らしかったのですが、驚いたのが
日本の甲冑などのコレクションが多々!
もう多々も多々です。
日本でもまとめてこんなに見たことないというくらい、剣や鎧などなど。
他にも中国や、おそらくインドのコレクションもありました。
それからショートブレイク。
それからゲットー跡へ。
もう一度サン・マルコ広場周辺
その後、ホステルで出会った人と外に少し出かけようという事になり、もう一度サン・マルコ広場周辺へ。
先ほど見逃していたため息橋。
なんでも、囚人が監獄に入る前、最後に見えるヴェネツィアの景色にため息したから、というような言われだそう。
どこをとっても美しい街で、驚きました。
しかし人がとても多い!
人気の観光地にしても多すぎでしょ!
と思ったら、
そのホステルで出会った人に教えてもらったのですが、今はホーリーウィークだから、余計に人が多いらしいです。バケーションですね。
だからヴェネツィアのホステルが、私が予約した後直ぐに埋まったのか、、と合点。
日本で言う、お盆のようなものかな、と思いました。
まだまだヴェネツィアは続きます。
【8日目】ミラノからカステルヴェッキオミュージアムへ
さよならミラノ
今日は朝から移動日です。
↓
ベローナ
↓
という順番に移動します。
まず、ミラノの構内でチケットを買います。
今までの電車移動は全て日本でネット予約して来たので、初の窓口購入です。
このメモを持って窓口に行くと、
「どっちの?どっちのF.S porta Nuova?」
みたいな感じに言われて、
このメモを書いてくれました。
どうもトリノとベローナ、両方に同じ名前の駅があるらしいです。
今回私が目指すのは、
カルロ・スカルパという建築が修復工事をした、カステルヴォッキオミュージアムを目指すので、
「ベローナです」
と伝え、チケット購入。
ミラノカード何かに使えますか?と聞いたけらど、特にこれには使えないそうです。
チケットです。
まだ時間があったので、朝食を食べ、いざ乗車!
割りかし混んでおりました。
そして無事に着きまして、いざ荷物を預けて観光!
と思いきや、荷物預け所がフルで、預けられなかったので、しょうがなく十何キロのキャリーをひきながらミュージアムへ
ベローナは、ロミオとジュリエットの街で、「ジュリエットの家」が観光地として有名なようです。
荷物は重いけど、穏やかな景観です。荷物は重いけど。
大きな通りを行き、左折をすると、見えて来ました!
無事に到着。Googleマップ様々です。
また、美術館には荷物を預ける場所もあり(大きな荷物はお土産カウンターの下の引き出しでした) 、無事に荷物と別れ、鑑賞です。
そして再び駅へ。
短い滞在になってしまいましたが、とても美しく魅力的な街だと感じました。
またこれるなら、ゆっくり滞在したいです。
ヴェネツィアへ。
そして、今度は券売機でチケットを購入。
アイスクリーム食べつつ待ちます。
大きすぎて全身にクリームが行き渡るくらいのアイスクリームでした。
電車が早くホームに来すぎて、不安だったので、構内の清掃のお兄さんにこれで行けますか?と聞いて、無事乗車。
今日から4泊はヴェネツィアです。
ではまた。
【7日目】ミラノ・フォーリサローネに
ミラノ市街地観光
7日目、朝から観光です。
スフェルツェスコ城周辺を散歩。
多くの人がランニングやフィットネスをしていました。
それからドゥオモへ。
チケットが、ドゥオモの中(上には登らない)とドゥオモの博物館合わせて3ユーロでした。
中は撮影がおそらく禁止だったので撮らなかったのですか(撮っている人はいましたが)、
全体的に重厚で壮大な教会でした。
ステンドグラスが、今まで訪れた教会の中で1番多かったし、大きかったです。
それからエマヌエーレ2世のガレリア。
巨大なガラスのドームです。
移動途中のギタリスト。
シティサイクル。私は利用しませんでしたが、乗っている人をよく見ました。
それからドゥオモの博物館です。
彫像が多く見応えのある博物館でした。
それから、「軒」という名の日本&中華食べ放題のレストランへ。
ヤマサの醤油がありました。
普通においしかったです。
Ehi gyozaも食べました。
日本人のスタッフがいるのでしょうか?
メニューの日本語が読みやすかったり、味噌汁がものすごく日本の味でした。
他にも寿司レストランはいくつもあるみたいです。
ほんの少し、フォーリサローネへ
今はRho fieraの会場だけではなく、町中でデザインのイベントが行われている期間なのですが、
そのフォーリサローネも少しですが回ってきました。
まずはミラノ大学から。
おおきなオブジェ。
ブラジルのデザインの展示。
タイルがきれいでした。
拙い英語力で理解したのは、1つの素材からいくつもの展開を行なった展示(恐らく)
中庭。これもこのイベントのために作ったのでしょうか。
建築的な展示。
板が捻ってあるので、角度によって見え方が変わります。
それから、1番初めのお城周辺に地下鉄で戻ります。
多くの人の列の先に
日本のデザインオフィス、nendoの展示「Invisible outlines」
ふとした日常の中のちょっとした視点の変化で新しい発見を生み出すような展示でした。
1番驚いたのは3階の大きな空間で、
恐らくスチレンボード一枚から1つの大きなパーツが作り出され、それが集まることでなんとも不思議な空間が出来上がっていました。
スチレンボードがこんなに広がるなんて知りませんでした。
それからお城の近くの公園へ。
日本のハウスビジョンのようでしたが、クラブミュージックがかかっており、また雰囲気が違いました。
それからブレラ地区へ。
ブレラ美術館アカデミーに向かいます。
"Electronics Meets Crafts"というパナソニックの展示もやっていました。
そして地下鉄で宿にもどりました。
初めてのミラノサローネで、まだ見足りないなあという気持ちはありましたが、満足いくトリップになりました。
明日はベローナと、ヴェネツィアに向かいます。
ホステルが分かりにくい場所と評判なので多少心配ですが、なんとか向かいましょう!
【5・6日目】初ビッグアクシデント!ミラノ
そろそろこの旅も1週間を迎えようとしています。
フィレンツェともお別れです。
再びItaloで。
Italoの車両は、工業デザイナー、ジウジアーロさんによるものだそうです。
そしてミラノ駅へ。
ミラノに着きました
地下鉄の切符などを買うときに、券売機の横にいる人にお釣りを盗られたり、などという話を見たので、ミラノカードを購入して、市内の地下鉄のチケットを毎回買わなくてすむようにしました。
ミラノカードがあると、観光地の割引などが多少受けられるようです。
この市内の地下鉄という制限が後々トラブルを引き起こすことに・・・
ミラノサローネに向かおう
ということで、ミラノ駅からホステルに早速購入した地下鉄のチケットで向かい、シャワーを浴びて寝ることに。
ミラノでは「ATM」というのが、地下鉄の会社?のようです。
さて。日もあけまして。
この旅の大きな目的の1つ、ミラノサローネへ!
最寄りの地下鉄からRho fiera駅へ。
赤い地下鉄です。
ミラノの地下鉄は、ラインごとに色分けされていて地図が分かりやすいです。車内の内装の色もその色と同じようです。
そしてRho fieraに着き、改札を出ようとすると(改札に切符を切る駅員さんが一列に10人くらい並んでいました)。
「あー、このカードだめだよー、ほら、みてみてここ。」
と捕まりました。そしてパスポート貸してと言われたので貸しました。
えっ!事前にネットで見たとき、Rho fieraまでミラノカードなら行けるって聞いてたのに!
と思いましたが、どう見ても書いてあります。
Rho fieraはいけません
と、、、(右側の黒い部分)
以前参考にしたサイトをもう一度見ると、情報が更新されていました。
ネット情報じゃなく、生の情報を注意深く見よ
という教訓になったということで、36.5ユーロ違反のお金を払いましたとさ。(払うのが遅れるともっと高くなるっぽかったです。)そして無事パスポート回収。
「ほらほら見て見て、貴方だけじゃないよ〜」
と言われて周りをみると何人か同じような方が見えました。
この旅始まっての初ビッグトラブルです。
次から気をつけましょ!
兎にも角にもいざ会場
そんなこんなありまして、若干気持ち下がり気味ではありましたが、取り敢えずチケット購入。
一般開放日だったので一般パスを。30ユーロ。
ミラノサローネ会場です。
9:30のオープン前でも人がたくさん。
本当に来たんだなあ、という感じでした。
広大な敷地です。
ブースがズラッとならんでいます。
各ブースの高さは恐らく揃えられているようです。
ずーっとインテリア雑誌(しかも極厚)の中を歩いているような気分でした。
時たまコーヒーブレイク。
子供や赤ちゃん連れの方も多く、こういう催しが様々な世代を超えて親しまれている様に驚きました。
Saline Satellite(若いデザイナー中心の展示場のようなもの)には何ブースか日本人の方の出展も発見しました。
ほぼ一日中、ほぼ全ての会場内をぐるっとまわり、様々なものを見ていたら、もう午前のミスなんてどうでも良くて、というかそれだけ払っても余りあるほどの経験でした。
もちろんミスがないほうがよかったですがっ
帰ります(今度は慎重に)
そして帰りです。
すごい人です。
もう帰りは、駅員さんにチケットを買うとき、
「このチケットを使いたいんだけど大丈夫?」
「どこで降りればいいの?」
と確認をして、もう完璧です。
無事ホステルにかえりました。
ホステルに帰ったら、たまたま同じ部屋のタイ人の女性が今日同じ会場と、別のエリアの展示を見て来たみたいで、
「〇〇はすごい人だから早めに行ったほうがいいよ〜!」
などと教えてくれました。
昨日から4人部屋の女性のほとんどがデザインを学んでいたり仕事にしている人ばかりでした。
明日は少しのミラノ観光と、他のエリアの展示に行こうかなと思います。
では。
【3・4日目】フィレンツェてくてく記
出ローマ
ローマを出発日です。
朝、時間があったので、サンタマリアマジョーレ教会とローマ国立博物館へ。
サンタマリアマッジョーレ教会
朝7:00のオープンすぐだったので、人がまばらでした。
ローマ国立博物館
美術とか社会の教科書で見たような彫刻などがたくさんありました。
階を示すサインが階段の間に吊られていてクールでした。
そしてテルミニ駅へ。
テルミニ駅周辺はケバブ&ピザ屋さんがわりとあった印象です。
そして。初の国内移動!
フィレンツェへ!
フィレンツェに移動です
チケットは、Italoのウェブチケットを日本で購入していたので、そちらを利用。
日付のスタンプが、通常のイタリアの電車だと必要なのですが、
このウェブチケットはいらない、と書いてあったのですが、心配だったのでゲートをくぐる時に、係の人に聞いたら
いらないよー!
との事だったので、入場し、しばし待機
あっという間にフィレンツェに着きました。
1時間半位の乗車でしたが、日本の新幹線より揺れなどが少ない感じがしてスーッと着いてしまった気がします。
そして到着後、ホステルに向かいます。
途中で見つけた日本タコ?のストリートアート
駅前でレーザーカッター?で彫り物をする出店の人。現代的!
そしてもう、今日は疲れたので、スーパーでご飯を買ってからホステルで次の日の計画を練りました。
フィレンツェ観光デー
さて。朝も早く7:15ごろに出発です。
朝歩きながら、フィレンツェはローマと比べてなんとなく街全体がサラッとしていて?ゴテゴテ感がなく、とてもいい感じの素敵な街だと思いました。
観光地の行商の方も多々おられるのですが、ローマより押し付け感がなくてよかったです。
本日のルート
ホステル
↓
↓
レップブリカ広場
↓
Taddei
↓
Ino
↓
Vestri
↓
カテドラル・サンタ・マリア・デル・フォーレ
↓
さて、朝一番に向かうはウフィツィ美術館です。
事前のネットやガイドの情報で、予約しないと超行列で、予約必須!と書かれていたのですが、迷った末に予約無しで朝一番で向かうことにしました。
ウフィツィ美術館近くのカフェでパンとコーヒーを購入し、当日入場門前前で待ちながら食べます。
そしてウフィツィ美術館前
当日チケット口と予約チケット口があるのですが、当日チケットは7:50くらいで30人くらいいました。
外で並びます。
8:20ごろでしょうか?ようやくオープン!
セキュリティチェックのあと、チケット購入です。
7:50ごろに並びましたが、どうも当日チケットの1番最初の入場人数に入れたみたいで、すぐに中に入れました。13ユーロで入場。
また、ウフィツィ美術館がフィレンツェで日本語ガイドがある唯一の美術館らしかったので、オーディオガイドを借りました。
そして美術館中へ!
どうも最近、フラッシュなしなら写真オッケーになったみたいです。
大学にレプリカがあった作品を発見。
有名なボッティチェリの作品。春。
特に足元の花が繊細で美しかったです。
こっちは誕生。
美術館から見えるフィレンツェの街並み
大きな廊下
作品のバックの壁紙の色遣いなどが大胆で驚きました。
全作品貸出か修復中かな?という部屋もありました。
出口への階段。
右側の窓は絵でした。
地下のトイレに繋がる道。
建物の中が少し見れます。
今まで小さなスクリーンや教科書で見ていた作品たちは、リアルサイズだと本当に美しくて、確かにこれは名作と言われるなあ、と思いながら回っていました。およそ2時間半でした。
有名な作品以外も多数綺麗な作品があります。作品は宗教画がほとんどというイメージでした。
出てから少し経ってからのウフィツィ美術館前。確かにすごい人です。
日本人は並ぶの好きで、外国人はあまり待たない、というようなことを時々聞くので、何人とかそういう事を超えてこんなに人が待っているのに驚きです。それだけ魅力的な美術館ということでしょうか。
あと、大道芸人や、美術館になぜかあまり並ばずにはいれるよ!どう?という怪しげな?人たちもいました。本当に入れるのかも知れませんが真実は分かりません・・・
レップブリカ広場
かつてはローマ植民地支配の中心地であり、また一時ユダヤ人ゲットーがあった場所だそうです。
今は爽やかな広場です。
本屋さん
ローマの本屋さんもフィレンツェの本屋さんも、日本より美術やデザインの関連図書が多い印象です。
Taddei
そして少しばかりショッピング。
今回はガイドブックに載っていたお店を寄り道もしつつ歩いて回りました。
Taddeiという革用品のお店。職人さんが売ってくれます。
ダンテの家の近くです。
入り口に日本語のガイドの張り紙がありました。
お店の人がフレンドリーで、
私はガイド見てきたんだけど日本人よく来るの?と聞いたら、
「よく来るよー!取材もよく来るよ。NHKは5回も来た!」
と言っていました。
そのあとも何かとお話してくれて、最後にそやうならーと、握手をして別れました。
コインケースやカードケースやペンケースがありました。いいお店でした。
Ino
それからランチ。ツナ?とサラダとパンです。
Vestri
それからチョコレートのお店で
時期的におそらくイースターのチョコレートがお店にいっぱいありました。
可愛い箱ですが、果たして一ヶ月後の旅の途中終わりまで持つでしょうか、、、
カテドラル・サンタ・マリア・デル・フォーレ
フィレンツェといえば!というくらい有名なこちら。
私の購入したガイドの表紙でもありました。
クーポラ(教会建築などのドームをこう呼ぶそう)の内部
それから少し市場を横切り
駅の名前にもなっている教会へ。
高さはありませんが、長く続く廊下は壮観でした。
内部はほの暗く、ステンドガラスが素敵です。
立体のフィギュアの展示がありました。
気持ちの良い中庭
こんな感じでてくてくフィレンツェ終了です。
このあとホステルで仲良くなった人と市場にご飯を食べに行きました。
明日はミラノに移動です。
【2日目】ローマ市内1日ごりごり観光
人生初ローマ!
さて、昨日ローマに着いたわけですが、昨日は荷物がターンテーブルから出てくるまでに少しトラブルがあったようで、
ロストバゲッジか?
とヒヤヒヤしながら荷物を待ち(アブダビから荷物が届かない人が20人くらいいた)、荷物はその後無事受け取り、
気を取り直し空港出てすぐ右の観光案内でRoma pass2日券をゲット!
そのままSIMゲット!と思いきやApple IDのパスワードを忘れて意気消沈。
取り敢えず宿に行こう、、ということでチェックインしたのが16:00過ぎだったので、近所でピザを買って大人しく次の日の計画を立てたのでした。
気を取り直しでローマ観光
そんなこんなで充分な計画の時間が取れたので、2日目は行きたかったスポットをぐるっと回ることにチャレンジしてみました。
ルート
Termini駅
↓地下鉄A線 Battistini行き
Ottaviano駅
↓徒歩5分程度
↓徒歩5分程度
Ottaviano駅
↓地下鉄A線 Anagnina行き
Termini駅
↓地下鉄B線 Laurentina行き
Colosseo駅
↓徒歩1分程度
↓徒歩2分程度
↓徒歩2分程度
Colosseo駅
↓地下鉄B線 Laurentina行き
Circo massimo駅
↓徒歩8分程度
カラカラ浴場
↓徒歩40分程度
↓徒歩10分程度
トレビの泉
↓徒歩10分程度
スペイン階段
↓徒歩2分程度
Spagna駅
↓地下鉄A線Anagnina行き
Termini駅
という感じです。
サン・ピエトロ大聖堂
地下鉄A線で。
昨日購入したローマパスが活躍。名前と日付を記入して改札にタッチ。
地下鉄の駅には銃を持った軍人さんたちがいました。
また大聖堂内も警察が巡回していたり、入場までにセキュリティチェックを受けたりと、警備体制が万全でした。
きれいなトイレ前の壁
バチカン市国はRoma passが使えないので現金でお支払い。カード使えずでした。
コロッセオ
駅の改札を出るとすぐにコロッセオ!
人が沢山います。
ここでRoma passの美術館1つ無料を利用。
団体入り口から入場し、チケット購入の列をすっ飛ばせました。
展示あり
傘を目印にするガイドさんあり
スカーフを目印にするガイドさんもあり
フォロ・ロマーノ
コロッセオで使ったRoma passで入れます。
かなり広大です。いいお散歩になります。
あと地元の修学旅行生っぽい集団もたくさんいました。
日本人が京都や沖縄、北海道や東京に修学旅行する感覚なのでしょうか。
カラカラ浴場
一回間違えて手前の運動場に入りました。
陸上競技会の練習中みたいな感じでした。
親切なおじさんが「カラカラ?あっちだよ」と教えてくれました。
床のタイル修復中
昔の超巨大アミューズメントパークです。
パンテオン
なぜか遠目だと平面的に見えた気がする像。
立体です。
トレビの泉
名所なので一応行って5円玉投げときました。
スペイン階段
みんな座ってのんびりしてました。暑かったです。
花もくたびれてます。
パンテオン〜トレビの泉〜スペイン階段までのルートは、観光客目当ての路上商売の人が多かったです。
でも観光客も多いので、その流れに乗っていけば徒歩でも難なくたどり着けました。
これで7:20出発で、16:00ごろ宿にもどりました。
テルミニ駅の本屋やスーパーにも寄ったのですが、本屋には日本語の書籍(イタリア語話者が日本語を勉強する本?)のコーナーもあり、面白かったです。
ちなみにローマの地下鉄
落書きがないでんしゃも何個か見ましたが、割と落書きある電車が多かったです。
でも、時間帯のおかげか、改札があるおかげか、前情報で得ていたより怪しげな人(スリなど)はあまり見かけませんでした。
気を抜かず次の街へ〜〜
以上、2日目でした。